絶対楽しめる!元ダーツプロが教えるダーツバーの楽しみ方

2019年5月14日

目次

はじめに

私は元ダーツプロです。ついこの間まではプロライセンスを持っていました。
今年は更新せず、もうプロではなく、元プロになりました。

過去の経緯はこちらの記事です

大好きなダーツプロを辞めた理由【vol.1】

大好きなダーツプロを辞めた理由【vol.2】

過去記事はさておき、この記事で皆さんに伝えたいのは
ダーツバーは

「楽しい要素がたくさんあって、それがギュッと詰まった場所」

という事です

昔の話ですが、初めてダーツバー行く直前は不安だらけでした
料金体系も解らないし「ぼったくられたらどうしよう」という不安
一人で行ったら「あいつ寂しいやつだな」と引かれないかという不安
どんな怖い人達がいるか解らないし「お店に入るの怖いな」という不安
ダーツ初心者だから「あいつ下手じゃん」とか思われないかという不安

ダーツは好きだけど人見知りなので、ネガティブな事ばかり考えていました

そんな元人見知りで元ダーツプロの私が
「どんなダーツバーにいっても絶対楽しめる方法」
を紹介していこうと思います。

そもそもダーツバーってどんな所?

居酒屋さんの一角にダーツが1~2台置いてあるお店
飲みスペースとダーツフロアが分かれているお店
ダーツとビリヤードが置いてあるお店
カラオケを歌いながらダーツが出来るお店などなど

色んなお店があります。

とにかく色んなニーズに合わせたお店があり
ダーツはもちろん楽しめますが、それ以外にも楽しい要素がギュッと詰まった場所
それがダーツバーです。

ちなみに料金の話をすると
お酒:安いお店で300~600円、高いお店で700~1000円、ソフトドリンクは200~400円
食事:おつまみ系だと300~500円、がっつり料理だと600~1000円
ダーツ代:投げ放題3時間1200~1500円程度

投げ放題がないお店だと1ゲーム100円です。ゲームによっては200円の時もあります。

※お店によりますが、大きな差は無いと思います。

お酒も料理もダーツも思う存分楽しんで、お会計は一人3000~4000円くらい
飲み会に一回行くのと大体同じ位です

ダーツバーの楽しみ方

それではいよいよ本題の楽しみ方を紹介していきます。

ダーツバーが「楽しい要素がギュッと詰まった場所」と書きましたが
せっかく行くのであれば、その要素を存分に楽しんで頂きたい

ドリンク

ダーツバーには色んな飲み物が置いてあります。
自分の知らなかった飲み物がめちゃくちゃ多いです。
ドリンクはお酒を飲まなくても十分楽しめる要素です。

お酒も様々な種類のお酒が置いてあるので
飲み比べて自分の好みのお酒を見つける事も出来ますし
バーカウンター内が見えるお店だとバーテンダーがドリンクを作る様子を楽しむ事も出来ます
フレアが出来るバーテンダーがいたら、やって見せてもらえる事もあります
美味しいコーヒーを提供するダーツバーもあり、私はそこが一番好きでした。

料理

ダーツバーの料理は本当に美味しい所が多いです。
それは飲食に力を入れ、こだわって作っているお店が多いからです。
飲食がしっかりしていないと固定客が出来ず、長く続かないという話があるくらい
お店としては重要な要素です
ちゃんとしたシェフを雇って料理を提供しているお店もあります

ダーツバーは、料理だけ食べに来店する人も歓迎してくれる場所です。ダーツしなくても、お酒を飲まなくても良いんです。こだわって作っている料理を食べに来てくれるだけで、お店の人は嬉しいのです

ダーツ

ダーツバーなので、もちろんダーツも楽しめます。
一人で投げるも良し、スタッフと投げるもよし、他のお客さんと投げるも良し
楽しみ方は自由です。

私はプロのくせにお店に行ってもダーツをしない事が多かったので、入店すると「今日は投げますか?」と毎回聞かれる様になりました

それ以外の楽しみ方

ダーツバーには飲食やダーツという要素以外にも、色んな要素があります。
※お店によって置いていない事あり

TouchLive(タッチライブ)

独自のゲームが多数内蔵されたゲーム機が置いてあり
それぞれのゲームで全国のプレイヤーと得点を競う事が出来ます。
TouchLive をメインでやりにくるTouchLiver(タッチライバー)という人もいるくらい人気のゲーム機です。
多くのゲームが内蔵されているので、一はやってみて好きなゲームを探してみて欲しいです。

私はダーツが9割、タッチライブ1割くらいでやっていました。
ダーツに集中出来ない時の箸休め的な楽しみ方をしていました。
私がお勧めゲームは「探してペアペア」というゲームです。

※一部のゲームはスマホアプリでもダウンロード出来ます。

麻雀Live

TouchLiveにも麻雀のゲームはありますが、これは麻雀専用のゲーム機として置いてあります。
ゲームセンターに置いてある麻雀格闘倶楽部のような、オンラインで全国のプレイヤーと麻雀対戦が出来るゲームです。
戦績によって段位や称号が与えられたり、勝敗や自分の好む戦術などをデータ見れます。

へぼい打ち手なのでなかなか勝つことはできませんでしたが、とても面白いゲームでした。

ビリヤード

ダーツバーにはビリヤードも併設されているお店もあります。
ビリヤードとダーツは共通点が多く、一時期ビリヤードプロにコツを教わっていました。
私は教えてもらってもビリヤードが上手くなることはありませんでしたが、そのプロにダーツ教えたらすぐ上手くなりました。
※教え方が上手かったわけではなく、その人の飲み込みが早かったのです。

私はダーツ熱が冷めていた時期があり、ビリヤードばっかりやってた事もありました。
ビリヤードは8ボールや9ボールなどのゲームが主流です。

私は一発逆転のある9ボールが好きです。

カラオケ

カラオケがあるダーツバーには大体歌の上手い店員さんかお客さんが居て
上手な歌を聴きながらダーツをする事が出来ました。
残念なケースも時にはありましたが、大抵の場合BGM的に受け入れる事が出来ました。
他のお客さんもいるので、自分一人で歌う勇気はありませんでしたが、お酒が入り、顔見知りしかいなければカラオケボックスとなんら変わりありません。

歌うも自由、リクエストするも自由です。

パチンコ・スロット

一般的なパチンコ・パチスロ屋に置いてある機種がお店においてあります。

普通は1000円単位で飲み込まれていきますが、ダーツバーなら100円単位で楽しめます。
私ウホゴリはギャンブルが嫌いなので一切やりませんでしたが、親しい常連のお客さんがやっている所を後ろからよく見て楽しんでいました。

卓球

とても珍しいですが、あるお店にはあります。
卓球が好きな店長で広いお店だと置いてあったりします。
私はダーツバーに一人で行くことが多いのでやったことないですが
やりたいなぁとは良く思っていました。

ボードゲーム

ボードゲームが趣味の妻とこの前楽しんできたのですが
メジャーなところで言えばオセロや将棋、ジェンガや黒ひげ危機一髪などが置いてあります。
お店に置いてある・ない、どんなゲームが置いてあるかはスタッフに聞く必要がありますが
結構マイナーなゲームが置いてあったりして、かなり楽しめました。
今は人狼ゲームがスマホで出来たりするので、それで盛り上がっても楽しいと思います。

ダーツグッズ

ダーツグッズを販売している場所がお店の一角にあります。
今はかなりデザインがかわいいダーツグッズが沢山あるので
グッズを見ているだけでも飽きません。

今はネットで何でも買える時代なので、当然ダーツグッズも買えますが
オススメグッズをスタッフに聞くと色々教えてくれるのでお薦めです。

ネットでは生の声は聞けませんから。

スタッフや他のお客さんと仲良くなる

色んな楽しみ方を書いてきましたが
ダーツバーに通っていると、自然とスタッフや他のお客さんと仲良くなっています。
するともう毎日ダーツバーに行きたくなっています

「暇だなー」「今日何しようかなー」と思った日には必ずお店に行ってしまいます。

特殊な楽しみ方

ここからは非常に特殊な楽しみ方のご紹介です。
ダーツバーに行き慣れて、普通の楽しみ方ではもう満足できない!
という様な上級者向けの内容です

人間観察

人間観察なんて性格悪い、とお思いになるかもしれませんが
TV番組「モニタリング」にあるように面白いんです。

ダーツバーには非常に個性的な方々がいらっしゃいます。
スタッフやお客さんのそれぞれが個性を放っています。

お酒を飲んでいない状態では、寡黙でストイックに練習をしている方なのに
お酒が入ると途端に饒舌になって話しかけてくる(レアキャラ)
夕方~夜の時間はチャラい雰囲気でお客さんと一緒にワイワイ楽しんでいるスタッフが
日付をまたいだ後の深夜の時間帯は急に真面目な話をしてくる(レアキャラ)
テキーラしか飲まない人(超レアキャラ)
BGMに合わせていきなり踊りだす人(超レアキャラ)

本当に色んな人が居て、それを見てるだけで楽しめます。

ハプニング

これはハプニングを楽しめる人限定です
人間が揉める三要素「酒・男女関係・お金」が揃っているので揉め事がたまーに起きます。
普段生活している日常では味わわないハプニングが起こるので、それが楽しめる人は楽しめます

ただ、くれぐれも巻き込まれない様に注意してください。
巻き込まれる前に帰る。これ重要です。

酔っぱらい

酔っぱらいに絡まれると面倒くさいし、楽しくない。
これが一般常識ですが、酔っぱらいを軽くあしらえるようになると
一気に楽しめる様になるのはあまり知られていないように思います。

酔っぱらいと向き合う事で見えてくる世界があるので、是非試してみてください。
ただどこまでいっても面倒くさい酔っぱらいは居ますので、その辺の見極めは気を付けて。

情報収集

ダーツバーに来る人には色んな職種の方がいます。
ダーツをやっていなかったらそんな人と知り合いにはならなかっただろうな
という方が結構います。
どっかの会社の社長とか、どっかの法人の理事長とか
公認会計士とか、証券会社社員とか、大手食品メーカー役員とか
深夜の時間になると、夜のお仕事を終えた方々もいます。
海外から来ている方もいます。

色んな方々と知り合い、色んな話を聞ける。
普通であれば体験するはずのなかった、情報を得る事のなかった事を得られます。
その人たちと友人になる事もできます。
私はダーツバーにいて一番の楽しいのは、新しい出会いがある事だと思います

プロの技

お店にはプロと呼べる方がいます。
料理のプロ、お酒のプロ、ダーツのプロ、接客のプロ、ビリヤードのプロなどなど
プロの技というのは見ていて惚れ惚れする魅力を放っていると思います。
思わず魅入ってしまう、そんな瞬間が楽しみです。

私もそんなプロの技に近づきたい気持ちでダーツの練習に励んでいたので
プロの技が修練の賜物である事を理解した上で見ると、本当に感動し、その人を尊敬できます。

  • チャラいノリ・雰囲気

私はチャラいノリが出来る方では無いですが
周りの人達がそんなノリだと自然に出来たりします。
そのノリを一度やってみると意外と楽しいです。

一度もやった事がないより、一度はやった経験がある
というのはとても楽しい経験だと思います。

  • 〇〇自慢を聞いて楽しむ

かなりイレギュラーな楽しみ方になりますが、自慢話は沢山聞けます。
忙しい自慢、寝てない自慢、モテる自慢、お酒強い自慢、病気自慢、お金持ってる自慢、正論自慢などなど
各種自慢がいっぱい聞けます。

私ウホゴリは傾聴トレーニングを会社で積んでいるので、たくさん聞きました。
「自慢話=その人の成功体験の話」なので聞いておいて損はないと私は思います。
ただその人が凄いという話で終わる事もありますが、どうやって成功したのかを聞ければ
自分には無い視点が結構あったりするので為になる体験です。
とはいえ自慢話を聞くとうんざりするという人も解るので、そういう人は辞めましょう。

  • 出会いを楽しむ

ダーツバーは色んな人が来店します。
全員と仲良くなるというのは難しいですが、気の合う人だったり
一緒に居て居心地の良い人に出会う可能性が高い場所です。

私は、奥さんと出会ったのもダーツバーでした。
紹介してくれたのはダーツバーで出会った「ダーツが好きなおじさん」でした。
ダーツしてなかったらこんな出会いはきっと無かったと思います。
ダーツをやっていて良かったなと心から思います。

  • まとめ

ダーツバーは「楽しい要素がたくさんあって、それがギュッと詰まった場所」という内容で書いてきました。

人によって楽しいと感じる事は違いますし、楽しみ方も色々です。
是非、自分にあったダーツバーを見つけて、日々のオアシスと呼べる場所を見つけて頂きたい、と思っています。

以上、ウホゴリでした。

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