これであなたもダーツ通!元ダーツプロがダーツ用語を紹介!

2019年6月20日

ローカル用語が飛び交っている環境だと
「えっ?なにを言ってるの?」と宇宙語を聞いているような気分になって
その場に居たくなくなりませんか?私はなります。

もし皆さんがダーツバーにいった時にそんな体験をして欲しくないので

知っているだけで楽しめるダーツ用語

について紹介していきます

目次

ダーツグッズ

これだけ知っていれば、貴方もダーツ通!というグッズの紹介です

バレル

ダーツ中央のギザギザの入った金属部分。

握った時にギザギザ部分が感じられなくなってきたら買い替え時

チップ

ダーツ先端の尖ったプラスチック部分。すぐ曲がったり折れたりする消耗品。

シャフト

ダーツ後方のプラスチック部分。折れる事がたまにある消耗品

フライト

ダーツ最後方にある4枚の羽。羽が曲がったりボロボロになったら交換時の消耗品

ドロップインケース

ダーツを組み立てた状態で入れておけるウホゴリオススメのケース

チップ&シャフトケース

交換用のチップとシャフトを入れておくケース

グッズを持っていなくても、ダーツバーに行けば無料で利用できる初心者向けのダーツ(ハウスダーツ)が置いてあります。
受付する時に「マイダーツはお持ちですか?」と聞かれるので

「持ってません!」と答えましょう

ハウスダーツを貸してくれます。

ダーツ用語

ブル

ダーツボードの中心部分
中心の中でも外側と内側が分かれていて
内側がインナー(インブル)、外側がアウター(アウトブル)と呼ばれる。

トリプル

ダーツボードの内側のカラー円部分。外側に書いてある数字の3倍の得点になる。

ダブル

ダーツボードの外側のカラー円部分。外側に書いてある数字の2倍の得点になる。

ラウンド

ダーツを3回ボードに向かって投げる。これをワンセットとして1ラウンドと数えます。
ゲームが始まって最初に3回投げるのを1ラウンド目、次を2ラウンド目という風に数えます。

コーク

ダーツの先攻・後攻を決める勝負
ダーツを一回だけ投げてボードの中心により近い方が勝ち
勝ったらほとんどの場合、先攻を選ぶ事が多い(先攻が有利の為)
コークを投げる順番はじゃんけん、もしくはコイントスで決める

ゲーム名

ダーツをやるならまずこれ!というゲームの紹介です
3回ダーツを投げる⇒ダーツを抜く⇒次の相手がダーツを投げる、というのがどのゲームでも共通ルールです。

カウントアップ

ダーツボードに当たった部分の点数を加点していき
24回投げた時の合計点数を競うゲーム

クリカン

クリケットカウントアップの略
カウントアップと同じく
ボードに当たった部分の点数を加点していき
24回投げた時の合計点数を競うゲーム
ラウンド毎に指定された数字(Bull+15~20)のみ得点として加点される

ゼロワン(01)

決められた数字(例:301)から始まり、ボードに当たった部分の点数を減点していくゲーム
数字を減らしていき、先にちょうど0にした方が勝利というルール
対戦といったらまずこのゲームをやる。
ゲームの数字によって301(サンマルイチ)、501(ゴーマルイチ)、701(ナナマルイチ)と呼ぶ。
イチを省略して、サンマルとかナナマルとか言う場合もある。

クリケ

スタンダードクリケットの略
有効なエリア(Bull+数字15~20)が決まっている
有効エリアに3回ダーツが刺さると自分のエリアとなり、4本目から得点が加算されていく
対戦相手が自分のエリアに3回ダーツを入れると無効エリアとなり、ダーツが刺さってもどちらにも得点が入らない状態になります。
全てのエリアが無効エリアになった状態で得点が高い人が勝利。
ルールが複雑なので戦略性が高く、全ゲームの中でも1,2を争う人気の高さがある
ゼロワンと並び対戦といったらこのゲーム

メドレー

ゼロワンとクリケを組み合わせて行う対戦形式の事
1試合目をゼロワンで勝負、2試合目をクリケで勝負がスタンダード
1勝1敗で勝負がつかなければ3試合目のゲームでで勝負を決める
先攻・後攻はコークで決める
3試合目はコークで勝った方が先攻、もしくはゲームの種類(ゼロワンかクリケ)を選択します。
ほとんどの場合負けた方がゲームをチョイスする事になりますが
相手がゲームをチョイスしてきたら「じゃあ先攻で」と言えばOKです

以上、主要ゲームの紹介でした

ゼロワンが世界で一番有名です

シンプルなルールで解りやすくて私は一番好きなゲームです。
ちょうど0にする為の手順(アレンジ)が解ってくると、さらに面白くなるのでオススメです。

暗黙のマナーと用語

ダーツをよくやっている人と対戦をすると急に腕を差し出されたり
後ろから「ナイスー」と声を掛けられたりします。
知らないとビックリしますが、そういった暗黙のルールというかマナーが存在します
知らなくても何も問題はないですが、知っているとダーツ通の印象になります。

・片手グータッチ

ゲーム開始前に「よろしくお願いします」の意味でグータッチします。
巨人の原監督の片手バージョンのようなイメージです。
相手が片手をグーの状態で差し出してくるので、そっと合わせましょう。
焦って勢いよくグーを突き出すとただのパンチ攻撃になる事があります。

・握手

試合後「対戦ありがとうございました」の意味で両手握手をします。
ダーツは傍の机か胸ポケットにしまうとやりやすいです。
ダーツやる人が胸ポケットが付いた服を着るのはこの為といっても過言ではありません

・対戦中のかけ声

良いプレーをした時に「ナイス〇〇!」と後ろでかけ声を掛けます。
例えばダーツを3回投げ3本ともブルに刺さったらハットトリックという、とても凄いプレーです。
そんな時「ナイスハット!」とかけ声を掛けます。
そんなかけ声の種類をご紹介します。

ナイスワン

3投中ブルに1本入った場合のかけ声

ナイストン

3投中ブルに2本入った場合のかけ声(100点台=トン)

ナイスハット

3投全部ブルに入った場合のかけ声

この3つが基本的なかけ声です。

相手が良いプレーが出来なかった時も、良い部分に注目してかけ声をかけます

ナイグル

ナイスグルーピングの略
3本ダーツを投げて同じような場所に刺さるとグルーピングが良いと言います
グルーピングが良い=同じ場所に投げられている=場所が場所ならハットトリックが出ていた
という良い意味で使われます

ナイストライ

何かにチャレンジした場面で失敗してしまった時に、チャレンジした事自体を称賛する意味で使います
例えばゼロワンで残り20点の時、ちょうど0にする為には20に入れないといけません
20を狙ってチャレンジした結果、外してしまったとしても、そのチャレンジに対し「ナイストライ」と言います

次はなかなか使う場面は訪れないですがスーパープレイの時に使う用語です

ナイスハイトン

151以上の点数が出た時に使う。ハイトンはハイ(high)側のトン(100点台)という意味

ナイストンパ

ダーツで一番得点が高い180点=TON80(トンエイティ)と言います。トンパチとも言い、最省略形がトンパ

ナイスブラック

3投全部インブルに入る事を「3 in the Black(スリーインザブラック)」と言います。最省略形がブラック

ナイスベッド

3投全部同じ数字のトリプルに入る事を「3 in a bed(スリーインアベッド)」と言います。最省略形がベッド

ナイスホース

クリケットで3投とも違う有効数字のトリプルに入る事をホワイトホースと言います。最省略形がホース

ダーツはジェントルマンの国が発祥のスポーツなので
相手を称賛しつつゲームを進行していく暗黙のマナーです。
どういって良いか解らない時は「ナイスー!」と言っておけば間違いないです。

最後に

今日はダーツを楽しむ為に、このダーツ用語について紹介してきました
聞きなじみの無い言葉ばかりだったと思います。
これをいきなり聞くと「えっ?なにを言っているの?」となってしまいますが
そんな時はこの記事を思い出して頂ければと思います。

以上、ウホゴリでした

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Posted by uhogori